中小企業庁は9月4日、後継者不在の中小企業・小規模事業者を対象に、M(合併)&A(買収)のポイントを解説した「中小M&Aハンドブック」を策定した。
中小企業等には馴染みがないとされていたM&Aは近年、事業承継の1つの選択肢として活用が広まってきている。こうしたことから同庁は令和2年3月、中小M&Aに関する手引き・指針として「中小
M&Aガイドライン」を公表。同ハンドブックは、同ガイドラインをより身近に感じてもらえるよう、イラストを多用するなどして分かりやすく読めるよう工夫したもので、同ガイドラインの第1章「後継者不在の中小企業向けの手引き」に対応した内容となっている。
同庁は「後継者不在の経営者の皆様にとって、中小企業ならではのM&Aを理解し、実行するための一助となりましたら幸いです」「まずはハンドブックをお読みいただき、更に詳しい内容を知りたい場合にはガイドラインをお読みいただくと、より理解を深めることができます」としている。
「中小M&Aハンドブック」については中小企業庁のWebページで。
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