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12月の中小企業月次景況調査を発表【全国中央会】 | |
印刷業の景況 | |
印刷業に関しては、主要3指標のDIが前月比で「景況」3.2ポイント、「売上高」8.0ポイント、「収益状況」1.5ポインのプラスとなった。年末の需要増によるものと見られるが、前年同月比では「景況」-93.5ポイント、「売上高」-87.1ポイント、「収益状況」-90.3ポイントと、大きな落ち込みが続いている。 印刷業の情報連絡員からも、「コロナ禍による受注の減少が続いている。特に商業イベント等が軒並み中止になったことで商業印刷の失速が際立っている」(栃木県)、「GoToトラベル、GoToEat等の政策により改善傾向にあったが、キャンペーンが停止され、再度、悪影響が懸念される」(山口県)、「印刷が紙以外にシフトするのに5年かかるところ一気に加速した感がある。チラシ広告に使う費用を顧客サービスに回した方がよいという発想が出てきてチラシの需要減につながっている」(愛知県)など、厳しい状況報告が続く。そうした中、「ウィズコロナ時代のニューノーマルについて準備をしていかなければならない」(徳島県)、「デジタル化、DX社会に対応できるよう各社模索しながら実績を重ねている」(佐賀県)と今後見据えた動きが出ている。 なお、本調査の詳しい報告は、全国中央会のウェブサイトにてご覧になれます。 |
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