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2月の中小企業月次景況調査を発表【全国中央会】 |
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全国中小企業団体中央会はこのほど、「2月の中小企業月次景況調査」(令和3年2月末現在)を発表した。
同調査は各都道府県中央会が委嘱した情報連絡員(それぞれの地区・業種を代表する中小企業組合の役職員約2600名)から報告される景況(前年同月比)をもとに毎月集計しているもので、2月のDI(景気動向指数)は全9指標が前月より改善した。「景況」「売上高」「収益状況」の主要3指標(カッコ内は製造業のみ)は、それぞれ4.6(6.2)ポイント、4.4(6.3)ポイント、3.7(6.5)ポイントのプラスだった。
しかし、同中央会は「全指標が前月より改善したが低調に推移している。新型コロナウイルスが長期化している影響から、受注を確保するために大企業が価格競争を助長する動きや、少ない需要を取り込むための同業者間での価格競争激化の動きが見られる。また資材価格等の原材料価格の高騰の動き等、取引環境の悪化により、今後の採算悪化が懸念される」と指摘し、先行きを不安視した。 |
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印刷業の景況 |
印刷業に関しては、主要3指標のDIが前月比で「景況」が6.5ポイント、「収益状況」が1.5ポインのマイナスで、「売上高」のみ1.7ポイントのプラスだった。とくに「景況」は、製造業12業種中5業種が10ポイント以上のプラスだったなかで、唯一のマイナス。前年同月比も-98.4ポイントと大きな落ち込みが続いている。
なお、本調査の詳しい報告は、全国中央会のウェブサイトにてご覧になれます。
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