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7月の中小企業月次景況調査を発表【全国中央会】 | |
印刷業の景況 | |
印刷業に関しては、主要3指標の「景況」DIが94.9ポイント、「売上高」DIが94.9ポイント、「収益状況」DIが93.2ポイントと前年同月比はいずれも大きなマイナス。前月比ではマイナス幅に落ち着きがみられるが4月以降、非製造業を含めた19種類の全業種で最も落ち込む状態が続いている。 印刷業の情報連絡員報告でも新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きいことを示しており、「再び見通しが立たなくなっている。イベントの相次ぐ中止が業界に与える影響は深刻」(宮城県)、「印刷物の発注先では勤務形態が不安定で仕事自体の進捗が悪いこともあり、新たな需要拡大に期待できない状態が 5 月以降継続している」(石川県)、「売上の減少、資機材の調達困難など、これまでにない厳しい経営環境におかれている。テレワークや時差出勤など従業員の感染予防の配慮にも苦慮している」 (京都府)、「組合員の業績悪化に表れてきている。経済活動の縮小と新しい生活様式によって商業印刷の仕事が全くといっていいほどない」(宮崎県)と厳しいコメントが続く。 こうした中、関連業界を含めると、「伸びている企業も20%位ある。コロナ以前から最悪のシナリオを作成し準備していた企業はこの大変化をチャンスととらえ、大改革をし業績を伸ばしている」(愛媛県 紙製品)、「激動の世の中で、新しい価値や今までにない仕組みを模索する必要がある。ピンチはチャンスと言い聞かせ、今できることを思案している」(広島県 出版・印刷・同関連)など、前向きのコメントが見られた。 なお、本調査の詳しい報告は、全国中央会のウェブサイトにてご覧になれます。 |
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