中小企業庁(中企庁)は親族内承継や第三者承継(M&A)に取り組む中小企業への支援を強化するため4月1日から、「事業承継・引継ぎ支援センター」の活動を開始する。
昨年6月の産業競争力強化法の改正に伴い、これまで第三者承継支援を行っていた「事業引継ぎ支援センター」に、親族内承継支援を行っていた「事業承継ネットワーク」の機能を統合し、事業承継・引継ぎのワンストップ支援を行う「事業承継・引継ぎ支援センター」へ発展的に改組するもので、経営者の高齢化が著しく、後継者不在に悩む中小企業のサポート体制が整うことになる。支援メニューは事業承継・引継ぎに関する相談をはじめ、事業承継診断による事業承継・引継ぎに向けた課題の抽出、事業承継計画の策定、譲受・譲渡企業を見つけるためのマッチング支援、経営者保証解除に向けた専門家支援
などで、いずれも無料で実施する。
同庁は「本年4月1日以降、各都道府県において活動を開始しますので、後継者不在でお悩みの中小企業、事業承継・引継ぎに取り組む中小企業の皆様は是非積極的に御活用ください」としている。
東京都をはじめ各都道府県の同センター連絡先は、事業承継・引継ぎ支援センター連絡先一覧 で。
なお、詳しい内容は中小企業庁のWEBサイトをご覧ください。 |
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