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東洋紡「説明会」に、理事長ほか参加 | |||||
冒頭、参加者を代表して田中理事長が、「最近はSDGs(持続可能な開発目標)に始まり、そこから海洋プラスチック問題にまで飛び火し、プラスチックそのものが”悪”だという言われ方をされている昨今だが、わらわれの生活の中ではプラスチックは切っても切れないほどで、より有効に使える分野はまだまだたくさんある。そうした中で、今回、紹介していただける『カミシャイン』はPETボトルを再生原料とする合成紙で、リサイクルとか、素材となる原料のリデュース(削減)というところでも興味深い商品ではないかと思っており、しっかりと勉強したい」と挨拶した。
加藤マネージャーは、同製品はRETボトル再生原料を25%以上使用し、空洞化構造によって約30%の原料削減(一般的なPETフイルムと比較)を実現したことによって、34%ものCO2を削減した、低コストで、環境負荷低減を徹底したラベル用PET合成紙である点などを強調した。 貞弘マネージャーは、環境対応(配慮)ラベルの提案をテーマに、SDGs17目標のうち、日本政府が重視する「12 つかう責任」、「14 海の豊かさを守ろう」をふまえて市場変化における世界及び国における環境対応への取り組みを紹介、そうした動きに対応しているのが環境貢献素材である「カミシャイン」であると解説するとともに、価格競争力がある点、さらに鶏卵ラベルやボトル用ラベル、食品ラベル、アイキャッチラベルなど、用途提案を行った。 このほか、1991年に上市され多くの採用事例があるポリエステル系合成紙「クリスパー」(内部に空洞を含有する白色2軸延伸PETフイルム)、「リシャイン」(再生PET樹脂80%以上使用フイルム)の紹介もあった。 質疑応答においては、経済性や印刷適性(デジタル印刷機を含む)など、多くの質問が寄せられた。 なお、同社は2月29日(土)に開催される「シールラベルミニ機材展」に出展、「カミシャイン」など環境対応(配慮)ラベル(フイルム)をPRする予定。 |
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