明けましておめでとうございます。旧年中は当組合に格別なるご支援、ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
令和6年の年頭にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
昨年5月に新型コロナが5類感染症に移行したのに伴い、当組合もいくつかの「リアルイベント」を復活させました。7月の確定拠出年金に関する勉強会と納涼会、11月のゴルフコンペ、12月の忘年会などに、多くの組合員・会友・協賛会員が集い、共に学び、親交を深めました。
また今年度も、1月の賀詞交歓会を皮切りに、3月には東京都ラベル印刷協同組合、神奈川県シール印刷協同組合との共催で機材展&研修会も企画されています。コロナ禍において様々なオンラインコミュニケーション手段が発達し、「業務連絡」には十分事足りていましたが、やはり組合活動は「リアル」が大事だな、としみじみと実感する一年でもありました。
正直に申し上げますと、コロナ直前の組合活動は、参加メンバーも固定化し、なんともモヤモヤした閉塞感がぬぐえませんでした。ところがコロナが明けましたら、皆が皆、溌溂とした外向きのパワーを持ち寄り、コロナ前以上の推進力を感じています。まさに「禍を転じて福と為す」ともいえるような、そんな明るい希望を、組合活動に感じているところです。
私が特にポジティブに捉えている点は2つあります。
一つ目は少しずつでも、組合活動に「初参加」してくださる組合員・会友・協賛会員が増え、業界のネットワークが拡大傾向にあること。そして二つ目は、関東三協組、あるいは全日レベルでお互いに行き来することが活発化していることです。
景気の面においては様々な課題が山積しており、それぞれの会社においてはこれからも非常に厳しいかじ取りが求められますが、こと組合活動においては各社が強みを持ち寄り、仮想的な企業集合体となってシール・ラベル産業そのものを下支えしていければと思います。
最後になりましたが、皆様方のご繁栄とご健勝を祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。
東京都正札シール印刷協同組合
理事長 田中 祐
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